元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、急死した俳優大杉漣さんの才能を見抜いていたという北野武監督の言葉を明かした。

 23日放送のフジテレビ系「バイキング」は、21日に急性心不全のため亡くなった大杉さんについて特集。大杉さんの俳優としての転機となった北野監督の映画「ソナチネ」のオーディションで、遅刻してきた大杉さんが北野監督から2秒くらいチラッと一瞥されただけで終了となるも、後日、合格の連絡を受けたというエピソードが紹介された。

 東国原氏は、師匠であるたけしが大杉さんの訃報に「あ然とされておりました」と明かし、「明日か明後日におそらくコメントを出されるんじゃないかと思います」とした。

 また、「ソナチネ」オーディションのエピソードについては、たけしから聞いていたという。「『こいつだと思った』というのは当時おっしゃってましたね。『こいつは大きくなるぞ』と、ずっとおっしゃってた。その通りになりましたんで、千里眼というか人を見る目があるんだなと、師匠の才能にも大杉さんの才能にもびっくりしました」と語った。