テレビ朝日の角南源五社長は27日、都内の定例会見で、同局の連続ドラマ「相棒」(水曜午後9時)に準レギュラーとして出演中だった、俳優大杉漣さんが21日に急死したことについて、その死を悼んだ。

 「『相棒』『緊急取調室』『スペシャリスト』など、長年にわたり、多数の番組に出演していただいて感謝しております。存在感のある演技が印象的でした。突然の訃報で驚くばかりですが、ご冥福をお祈りいたします」と話した。

 警視庁副総監・衣笠藤治役を演じていた「相棒」については、編成担当の亀山慶二専務が「大杉さんは(主役の)水谷豊さんが演じる杉下右京と対立する重要な役柄でしたので、今後については検討中です」と説明した。