俳優梅宮辰夫(79)にインタビューした内容を4日付の「日曜日のヒーロー」で掲載しました。

 ここでは、取材をしながら、紙面に掲載できなかった「こぼれ話」を1つ。

 それは、クラウディア夫人のことです。梅宮が夫人と出会った当時、ホステスをしていました。「今みたいに、ブランド物が欲しいからホステスをやるのとは違う。やむにやまれぬ事情があって働いている人が非常に多かった」といいます。クラウディアさんもそんな1人でした。実の両親はいない。義理の日本人の母と兄が1人だけいたそうです。「生まれは米国だけど、帰るところもない。俺が幸せにしてやろうかな。そういうところがあった」といいます。

 交際から3年後、梅宮に見合い話がきました。その時に、クラウディアさんが「2号さんでもいいから付き合って」と言ったエピソードは有名です。それだけ、梅宮にほれていたわけです。梅宮もこの言葉を聞いて「やはり、俺しかいないかなと。こいつをちゃんとフォローしてやれるのはと思った」そうです。すぐに結婚をして、長女アンナが生まれました。

 仲むつまじい様子がまぶたに浮かぶようです。