俳優ムロツヨシ(42)が21日、都内で、日本語吹き替え版の主演声優を務め、公開初日を迎えた米国のアニメ映画「ボス・ベイビー」の舞台あいさつを行った。

 考え方や言動がオジサンで見た目は赤ちゃんという“オッサン赤ちゃん”の愛と冒険を描く作品。ムロは自身の幼少期の様子を紹介。「僕は親戚の家で育ててもらったので、子供の頃は『僕は幸せですよ』という顔をずっとしていました。悲愴(ひそう)感という言葉や概念をなくす作業をずっとしていました。おかげで今があります」と明るく語った。さらに「皆さん、ハッピーになるために毎日生きているわけですから、ハッピーな映画を見てほしい。愛を知らない人でも愛を知る日がくるという作品です」とPRした。

 すでに続編の製作が決定しているが、「もう1回やりたい。ボス・ベイビーの子供は誰がやるのか。私ですね」と勝手に決めていた。

 他に共演の芳根京子、NON STYLE石田明、宮野真守、乙葉、山寺宏一も参加した。