TOKIO山口達也(46)が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたことを受けて、芸能界では驚きを隠せない関係者が多い。

 16年8月、山口は「自分の口で全てを伝えたい」という強い希望で、ジャニーズ初の離婚会見を開いた。スーツ姿で登場し、冒頭で「今日は、みなさんからの質問、全て答えるつもりなのでよろしくお願いします」と宣言。「彼女(妻)に甘えてしまっていた。自分のだらしなさが出てしまいました」などときっぱり認めた。

 会見後は会場出口に立ち、約50人の報道陣1人1人を「ありがとうございました」と見送った。報道陣の間では「すごい対応だ」「これだけ潔かったら、悪くは書けないね」など感嘆の声が上がった。

 それだけに、今回の事件は、普段からの印象とギャップがある。あるテレビ局関係者も「確かに若いタレントの面倒見がとても良い人だったけど、男女問わずだったし、いかがわしい感じは一切なかった。ちょっと信じられない」と驚く。一方で、「『Rの法則』にはジャニーズの後輩も多いし、『気のいいお兄ちゃん』キャラで出演者からも慕われていた。その分、出演者たちとの距離感が近いとも言えたかもしれない」と話す関係者もいる。

 インターネット上の視聴者の反応も「信じられない。残念」「まさかという感じ」など、意外だという声が多い。これまでのイメージが爽やかなだけに、今回の事件によるダメージは大きいと言えそうだ。