女優の本上まなみ(43)が、夫婦別姓について「選択したかった」との思いを明かした。

 20日放送の日本テレビ系「スッキリ」は、作家でブロガーのはあちゅうさん(32)とAV男優しみけん(38)が事実婚の手続きを行ったことを取り上げ、増加している「事実婚」について特集した。

 番組コメンテーターで、女優の池田有希子と事実婚関係にあるジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏がVTR出演し、事実婚を選択した理由について「籍を入れて典型的なファミリーを作っていくっていう結婚の形だと、僕にとってもパートナーにとっても、決まりごとや禁止事項の方が多すぎて、結局気を使っているうちに維持することにエネルギーの7割がいって情熱が3割以下になってしまうような、そういうものを感じていたんだと思います」と説明した。

 金曜日のコメンテーターとして同番組に出演した本上は、02年に18歳年上の編集者と結婚している。「27歳で結婚したんですけど、その時に夫婦別姓があればそれを選択したかったなという実感があります」という。理由について「すごく自分の名字に親しみがありましたし、それが変わるっていうのは違和感も覚えた。あとは事務手続きが基本的に苦手なんですよ。こんなに大変だったの!?ていうくらいに、本当にもう2度とやりたくないっていうくらい大変だった」と語った。