「2018ミス・アース・ジャパン」の日本代表選考会が23日、都内で行われ、ミス石川の田中美緒さん(24)が選ばれた。

 「ミス・アース」は、「ミス・ユニバース」「ミス・インターナショナル」「ミス・ワールド」と並ぶ世界4大ミスコンの1つで、地球環境保護などを重視した国際ミスコンテスト。昨年は世界中から85カ国の代表が参加した。

 今年の日本代表選考会は、2700人の応募者から予選を勝ち抜いた26人が参加した。カジュアルウエアを対象にしたファーストセッションで16人、水着ウオーキングのセカンドセッションで10人、ドレスウオーキングのサードセッションで5人となり、ファイナルセッションは質疑応答で審査された。

 決定直後のスピーチでは、「ビューティーキャンプからファイナリストのみなさんとはお互い高め合って、ここまで来ました。みなさんの思いも胸に世界で戦います」と話した。

 普段は178センチの身長を生かし、石川を拠点にモデル活動をしてるが、「この身長がコンプレックスで悩んだ時期もあった」と明かした。「でもモデル事務所に入って今回、ミス・アースにも出られました。この身長が認められることで、今の私があります」と胸を張った。「実は179・5センチあって、まだ伸びています」とほほ笑んだ。

 11月3日、フィリピンで世界大会が開催される。「この大会を通じて学んだのは自信を持つこと」とし、「日本代表として堂々と自信を持って挑みたいです」と話した。

 2018ミスター・ジャパンも同時開催され、日本大学の滝村剛さん(22)が栄冠を手にした。世界大会の開催日程は未定だが、「日本人が世界一になったことがまだないので、そこを目指したい」とアピールした。また、「アーノルド・シュワルツェネッガーが好きで、アクション俳優や芸能にも興味があるので、そちらでもがんばりたいです」と話した。