15日に亡くなった樹木希林さん(享年75)の孫のモデルUTA(20)が21日、イタリア・ミラノコレクションに出演し、インスタグラムで写真や動画を公開した。この日、ミラノで行われた高級ブランド「トッズ」のファッションショーに出演した。キャメル色のライダースジャケットを着用し、さっそうとランウエーを歩いた。

UTAは、両親の本木雅弘(52)内田也哉子(42)と樹木さんの最期をみとった後、近親者で行った通夜に出席した。程なくして、以前から決まっていたミラノコレクション出演のため日本を離れた。

UTAは、フランスの老舗モデルエージェンシーと契約し、6月のパリコレクションでモデルデビューした。「コム デ ギャルソン・オム プリュス」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のファッションショーのランウエーを歩いた。

米国の大学に通い、バスケットボール選手としても才能を発揮していたUTAが、モデルの仕事を引き受けるか悩んでいた時、樹木さんから「ある種、服というのは、内面を映す鏡。同じ服を着ても、みんな違って見える。いろいろな服を着ることで、より自分を客観視できる。それは、生きていく上でも大切なこと」とアドバイスをされ、これがモデルデビューする大きなきっかけにもなったとのちに明かしていた。