TBSの宇垣美里アナウンサー(27)が来春にも退社する方向で調整していることが21日、分かった。その後は芸能事務所に所属し、フリーアナに転身するとみられる。

同局関係者によると、宇垣アナはすでに退社の意向を示しているといい、「人気女子アナなのでさらに活躍の場を広げたいのでは」としている。宇垣アナは今年3月、同局系「あさチャン!」(月~金曜、午前5時25分)のキャスターを降板した後は、たびたび退社のうわさが出ていた。また別の関係者は、宇垣アナが最近、通信アプリ「LINE」で同期入社の社員の間でつくられているグループを抜けたことを明かし、「同期社員の間では『いよいよ退社するのではないか』という感じになった」と話した。

宇垣アナはオリコンが行った今年の「好きな女性アナウンサーランキング」で、同局ではただ1人ベスト10入りするなど、人気女子アナだ。現在リポーターとして出演中の情報番組「サンデー・ジャポン」では「生きていて申し訳ない気持ちになる」「人それぞれに地獄がある」などとネガティブな発言をし、ネット上などでは“闇キャラ”として人気になっている。

また、アニメオタクとしても知られ「コミックマーケット」をコスプレ姿で取材するなどの話題性もあり、フリー女子アナとしても人気を集めそうだ。

◆宇垣美里(うがき・みさと)1991年(平3)4月16日、神戸市生まれ。同志社大に在学中の11年、ミスキャンパス同志社のグランプリを獲得。同大卒業後、14年にTBS入社。現在は「ひるおび!」(火曜)、「サンデージャポン」に出演中。TBSラジオでは「アフター6ジャンクション」(火曜)などにレギュラー出演。