元NMB48の須藤凜々花(22)が21日、今月31日で芸能界を引退することを、所属事務所を通じて発表した。

「お世話になった全ての皆様へ」と題して、次のコメントを発表した。

「心身ともに、体調不良が続き、お休みを少しさせていただいておりましたが1月いっぱいをもって、芸能活動を終了させていただくことになりました。

突然のご報告になり、申し訳ございません。

私は、哲学者になるという夢を抱いて、NMB48に加入しました。そして、メンバー、スタッフ、そして何より応援してくださったファンの皆様から、多くの哲学を学びました。

そんな恵まれた環境にいながら、芸能界で活動をすることに、私の中で、葛藤が生まれ、皆様に支えられながら、活動を続ける中、葛藤がどうしても消えず、このままでは申し訳ないと考え決意しました。

結婚のときや今回の決断など、いつも自分の意志を貫かせていただいて、ご迷惑をたくさんおかけしていることを本当に申し訳なく思っています。

約5年4カ月芸能界で、いろいろな経験を積ませていただいたことは、感謝の気持ちでいっぱいです。

芸能界からは、離れますが、自分の意志を貫いて、悔いのない人生を送っていきます。

そして今は、まず第1歩として、大学入学試験に向けて、夢をかなえるために勉強を頑張っています。

いつの日か『哲学者』須藤凜々花でお会い出来たらと思います。

今まで本当にありがとうございました」

 

昨年12月9日に予定されていたイベントを体調不良で欠席していた。引退について会見する予定はないという。

須藤は17年6月に沖縄で行われた「第9回AKB48選抜総選挙」の開幕イベントで、突然の結婚宣言。3万1779票を獲得して20位になった際に「初めて人を好きになりました。私、NMB48須藤凜々花は結婚します」と衝撃の発言をして注目された。

その後、ファンやメンバーに謝罪した上で、同年8月にNMB48を卒業してタレント活動を続けていた。18年2月には大学受験に挑んだが失敗。浪人して再挑戦を表明していたが、昨年4月に、かねて交際していた一般男性と結婚した。