NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第1部主役の中村勘九郎(37)と第2部主役の阿部サダヲ(49)が11日、都内で、主役を引き継ぐ「主役たすきリレー会見」を行った。第1部は23日の放送で終了し、30日から第2部となる。

9日放送の第22回では関東地区の平均視聴率が大河ドラマ史上最低となる6・7%(ビデオリサーチ調べ)を記録していた。

阿部は「気にしなかったな。一軒家も、もうそんなにないでしょう。(一軒家を見ている人も)帰ってくると思う。帰って来ていただかないとだめ」と語った。

勘九郎は「(2部は)近代日本の有名人がどんどん出てくる」とし「『ポツンと一軒家』を見ている人も知っている方々がたくさん出てくる。帰ってきてほしいです」と語った。

この日は第1部の最後の回と第2部最初の回の試写が行われた。第1部は勘九郎が金栗四三を感動的に演じたが、第2部は、64年の東京五輪招致に尽力した田畑政治を阿部が明るくパワフルに演じていた。