闇営業で反社会的勢力の会合に出席して謹慎処分になっている吉本興業の芸人の復帰について14日、関係者は「7月いっぱいとか、8月いっぱいとか検討しているが、具体的なことは、まだ決まっていない」と説明した。

吉本興業は13日に、謹慎処分中の13人の芸人が受け取った謝礼について、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が100万円、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が50万円などと発表。受け取った謝礼が、10万円以下のレイザーラモンHG(43)やガリットチュウ福島善成(41)、くまだまさし(45)ら7人ついて、復帰時期の検討に入った。

関係者は「同じ会合に出席した他事務所のザブングルが8月いっぱいの謹慎処分と決定したので、うちの芸人についても、いろいろ考えています」と話した。ザ・ブングルは、すでに1人当たり7万5000円を受け取り税務修正申告を済ませ、ボランティア活動に従事することを発表していた。

年長で中心メンバーの宮迫と亮は事件発覚当時、「ギャラを受け取ってない」などと説明してた。また、暴力団幹部との会合に参加したスリムクラブと2700の復帰については未定。他に闇営業を仲介したとして、カラテカ入江慎也(42)が契約を解除されている。