フジテレビ遠藤龍之介社長(63)の定例会見が27日、都内の同局で行われた。

コロナウイルス渦の番組制作に与える影響について、編成担当の石原隆取締役(59)は「番組の収録、撮影に関しては、スタッフのマスク、手洗い、うがい、消毒、検温を徹底。出演者にもお願いしている。ロケ取材は人が集まらないようにアレンジしている。たくさんのスポーツイベントが休止になっている。4日連続で放送予定だった世界フィギュアが中止になり、4夜連続で新しいエンターテインメントを編成した。今後も番組編成に関しては、柔軟に編成して行きたい」と離した。

東京五輪が延期になったことには「なくなった番組についてはこれから検討する。レギュラー番組の復活や新しい番組の編成を、スピード感を持って検討していきたい」と話した。

4月13日スタートの連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)は、フジテレビの看板ドラマ枠「月9(げつく)」史上の最多となる13話以上の放送が決定していた。石原取締役は「東京五輪がなくなって今、煮詰めているところ」と放送期間を再検討していることを明かした。