Snow Man佐久間大介(29)が10日、都内で、声優として初主演する公開中のアニメ映画「白蛇:縁起」の大ヒット御礼舞台あいさつに、ダブル主演の声優三森すずこ(35)とともに出席した。関係者によると、前日9日までに1・2億円の興行収入を記録しているという。

同作は19年1月に中国で公開され、興行収入70億円以上の大ヒットを記録した同名アニメ映画の日本語吹き替え版。日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」(58年)が題材でもあり、人と妖怪の境遇を乗り越える真実の愛と、時空や前世を超えた壮大なラブストーリーを描く。

主人公の人間、宣(セン)を演じた佐久間は「やっぱり僕自身が表に出ることがあるので、それが先行することもあると思うんですけど、一番は見た方がストーリーに入り込んで、僕が邪魔しないようになってほしいなと思っていました」と伝えた。

三森は「私、実は今日早起きして劇場に見に行ったんですよ」と明かし、「佐久間くんが演じているのは分かっているんですけど、本当に物語が進んでいくごとに、そんなことは遠いかなたに消えていってしまって。ただあの世界の中に宣が存在していた。アニメに出るってこういうことなんだな、って思いました」と佐久間の演技を絶賛。佐久間も「ありがとうございます。いや~うれしい」と喜んでいた。

声優初主演について、あらためて佐久間は「初めての経験がいっぱいあって、ダブル主演という形ですけど、強力ですてきなキャストの皆さんが支えてくださって、できたのかなって思います。皆さんに感謝しつつ、今度もし何かあればその時は僕が引っ張れる存在になれればと思います」と意気込んだ。「佐久間の始まりの作品として今後も語り継がれると思うので…僕が勝手に語りますけど! すごく語れるくらい、好きになってもらえたらと思います!」と笑顔でアピールした。