NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の21日に放送された第92話の平均世帯視聴率が15・6%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、明日美(恒松祐里)から「龍己(藤竜也)のカキ棚が突風で、大きな被害を受けている」と電話で聞き、家族に電話するがつながらずに焦る百音。菅波(坂口健太郎)から「自分で見て確かめて、出来ることをすればいい」と言われた。気仙沼に向かうことを決意した百音は、朝岡(西島秀俊)に事情を話して実家に向かった。家に戻ると、亮(永瀬廉)や三生(前田航基)、島の人らも駆けつけ、片づけを手伝っていた。その作業場は百音の想像とは違い、活気があり楽しそうにしていた。その場を見た百音は昔のことを思い返し、「何のためにここに来たんだろう」と少し気後れ。しかし勇気を絞ってみんなの前に歩き出した。帰ってきたことを知った未知(蒔田彩珠)と耕治(内野聖陽)。百音は涙しながら「橋を渡ってきた」と告げた。