TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)が17日、生放送され、デーブ・スペクター氏が日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告をリモートインタビューした模様が流された。

保釈中にレバノンに逃亡したゴーン被告は、日本の印象について問われ「18年も日本に住んで、子どもたちも日本の教育を受けていますし、日本の友人も大勢います。箱根、軽井沢、富士山、(香川県)直島、京都に行ったのは、私の人生の重要な一部です」と思い出を語り、「悪意のある人たちが突然私を破滅させようとしたからといって、日本が嫌いだとは言えません」とした。

また、現在の愛車については「4WDの『パトロール』」と回答。「『パトロール』は、日産の車で、私が開発段階から関わっていました。車はボディーガードが運転しています。監修したので、エンジンやトランスミッションも分かっています。非常に頑丈で塵や埃にも強いんです」と明かした。現在もレバノンの首都ベイルートに滞在しているという。

ゴーン被告は金融商品取引法違反などの罪に問われ、保釈中だった19年末に、レバノンへ極秘出国。不法に出国したとして、東京地検特捜部が昨年1月に入管難民法違反容疑で逮捕状を取っている。