ダウンタウン松本人志(58)が16日、レギュラーを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演し、テレビ局でAD(アシスタントディレクター)の呼称を廃止する動きが出ていることについてコメントした。

番組では、テレビ番組制作において多岐にわたる作業を担当し、激務の印象が強いイメージを変えるため、テレビ局内にADの呼称を変更する動きがあることを取り上げた。

松本は「『おいこら、AD!』と聞こえたけど、最近はとんと聞かなくなった。制作会社さんはいまだにきついこともあるみたいですけど」と話し、「ADさんでびっくりしている人もいると思う。『そんな感じで思われてるの?』と。ADに誇りを持ってる人もいると思う。名前だけ変えるならCEOでもいい」と疑問を示した。

ウエンツ瑛士(36)は、最近テレビ局内で「AD」の呼称を聞くことが減ったといい「NDさん、ネクストディレクターと言われてる」と説明。最近は自分で映像制作を学んでいる人が多くなったため、雑務の多いADの仕事を敬遠する人もおり「実践でいける人が多くなっているので、わざわざきつい仕事を、ということはなくなっているのかな。(業界から)人がいなくなるから、丁重に扱うようになっている」と事情を語った。

東野幸治(54)は番組などで結婚の話題に触れる際、「奥さん」「お嫁さん」の呼称を避けているといい、「『奥』とか『女ヘンに家』とか、そんな時代じゃないと考えて。『お相手の方』と(言っている)」と言葉選びについての考えを語った。