漫画を通じて地域文化の振興に貢献したとして、東京都調布市は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者で、調布市在住の水木しげるさん(85)を名誉市民にすることを決め6日、市議会本会議場に水木さんを招き顕彰式を開く。

 水木さんは鳥取県境港市出身。調布市には1959年から住み続けている。

 水木さんの代表作の「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪が、調布市駅前の商店街にオブジェとして置かれたり、市内を走るバスの車体に描かれたりし長年、市民に親しまれていることから、調布市は「名誉市民にふさわしい」と判断した。

 式典には水木さんのほか、妻布枝さん(76)と長女原口尚子さん(45)も出席。