2日にがん性リンパ管症で死去したロック歌手忌野清志郎さん(享年58)の密葬が4日、都内で行われた。ライブのような“ロック葬”にしたいという関係者の意向で、司会者は故人の名前を何度も絶叫。数々の名曲を会場外まで聞こえる大音響で流し、約110人の参列者が「雨上がりの夜空に」を合唱した。RCサクセションを組んだ仲井戸麗市や新井田耕三、女優大竹しのぶ、俳優竹中直人、ミュージシャン細野晴臣も出席した。出棺の際には参列者から「清志郎!」という掛け声が続き、拍手が約5分間も鳴りやまなかった。竹中は「寂しくなっちゃうな。思い出がたくさんありすぎて。清志郎さんの言葉がたくさんよみがえってきた。体が震えてしまった」と話した。

 [2009年5月4日17時34分]ソーシャルブックマーク