歌舞伎俳優坂東玉三郎(59)が28日、都内で、来年100周年を迎える八千代座のオープニング記念の「坂東玉三郎特別舞踊公演」を発表した。八千代座は熊本県の国指定重要文化財。玉三郎は90年から定期的に公演し、同劇場の復興に貢献してきた。今回の特別公演では、03年以来演じていない女形舞踊の最高峰「京鹿子娘道成寺」を披露する。「初々しい初恋の気持ちや、恋が終わった恨みの気持ちが見どころです」。公演11月2日から13日まで。

 [2009年5月28日14時11分]ソーシャルブックマーク