女優長谷部優（２４）とＥＸＩＬＥのパフォーマーＫＥＩＪＩ（３０）が共演する舞台「嫌われ松子の一生」（１７～２８日）の公開けいこが１６日、東京・青山円形劇場で行われた。山田宗樹氏の同名小説の舞台化でダメ男に振り回され不幸の連続でも強く生きる女性を描く。０６年には中谷美紀主演で映画化され、中谷は映画賞を総なめした。長谷部は「ヒット作でプレッシャーと怖さはありました。映画とは違う、ドロッとしたテイストのストーリーになっています」。ダメ男を好きになる松子には「私は結構、モテないまじめな人が好きです。最初、台本を読みながら共感できなかったのですが、演じる中でダメ男の中の良さが分かるようになった。公演中はダメ男が好きになるかも…」。

　劇団ＥＸＩＬＥ作品など、舞台出演が続いているＫＥＩＪＩは「今回、この作品に出させていただけてうれしい」と話し「ＥＸＩＬＥの中で一番のダメ男は僕かも。メンバーはみんなしっかりしてるので」と笑わせていた。

　［2010年4月16日20時55分］ソーシャルブックマーク