AKB48グループの地方3都市目の新グループHKT(HaKaTa)48の第1期候補生オーディションの最終選考会が10日、福岡市内で行われ、24人が合格した。秋元康総合プロデューサーら18人の審査員の前で、九州や山口県などからの応募者のうち、2次審査を通過した42人がダンスと歌唱審査を受けた。

 秋元氏は「AKB48の最初のオーディションで前田敦子を採用したことを思い出しました。今というより、2~3年後への期待感を込めて合否を出しました」と、即戦力より金の卵の発掘に比重を置いたことを明かした。

 さらに「名古屋、大阪に続いて福岡に立ち上げたのは、プロ野球やJリーグのように、アイドルグループが地域ぐるみで応援してもらえるようになっていくようにしたいとの思いから」と説明した。合格者はレッスンを経て、秋にHKT48劇場でのデビューを目指す。