劇団四季ミュージカル「ライオンキング」の公演回数が26日、東京都港区の四季劇場「春」で通算8000回に達した。同劇団によると、国内の演劇では、上演中の「キャッツ」に次ぐ回数で、8000回到達は史上最速という。

 この日は公演後の特別カーテンコールで「8000」と記された大きなボードの周囲に、出演者が勢ぞろい。老ヒヒのラフィキ役で出演した青山弥生さんらが「これからも9000回、1万回と、ますます多くのお客さまに楽しんでもらえるよう精進します」などとあいさつすると、観客は総立ちになり拍手を送った。

 98年12月から東京のほか大阪、福岡、名古屋、札幌で上演を続け、延べ約805万人が来場した。