5日夜にNHK総合で放送された大河ドラマ「平清盛」の平均視聴率が、関東地区で7・8%だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。NHKによると、記録が集計されている1989年以降で過去最低。関西地区は8・1%で、こちらも記録がある94年以降、過去最低となった。

 同時間帯にフジテレビ系で生中継されたロンドン五輪の女子マラソンの平均視聴率は、関東地区で22・5%、関西地区で21・2%だった。

 5日の「平清盛」は、最終章となる第3部のスタートで、松山ケンイチ演じる清盛が大納言となり、後白河上皇と対立していく様子や、伊豆に流された、岡田将生演じる源頼朝の姿が描かれた。

 また4日夜に日本テレビ系で放送されたサッカー男子の準々決勝日本-エジプトの平均視聴率は関東地区で23・9%、関西地区で19・0%だった。