ソロデビュー25周年を迎えた歌手工藤静香(42)が4日、東京・赤坂のビルボードライブ東京で行う5年ぶりライブ公演前に取材に応じ、NHK紅白歌合戦出場の可能性を否定した。10月17日に約4年ぶりシングルとなる絢香書き下ろしの新曲「キミがくれたもの」をリリース。節目の25年周年で14年ぶり9回目の紅白歌合戦出場も期待されたが、「そんな話はないですよ。(紅白歌合戦は)お家で見ています」と、笑顔で否定した。

 87年に「禁断のテレパシー」でソロデビュー。これまで、新曲を含めシングル42枚、アルバム16枚をリリースし、多くのヒット曲で80年代後半~90年代の音楽シーンをリードしてきた。この日の25周年記念ライブも、わずか3分でチケットが完売するなど、根強い人気を誇っている。9日にはビルボードライブ大阪でも記念ライブを実施する充実ぶりだが、工藤は「(25年は)あっという間でした。歌うことは、何の邪魔もなく、工藤静香でいられる瞬間。これからも色々バランス良くやっていきたい」と自然体を強調した。