兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(岩崎文夫校長)で20日、約22倍の難関を突破した第101期生40人の入学式が開かれ、新入生を代表して滋賀県出身の高垣琴音さんが「限りない芸の道に精進したい」とあいさつした。

 岩崎校長は、入学試験で東北6県からの受験者数が少なかったことに触れ、「震災の影響で受験できなかった人がいるかもしれない。そのことを心にとどめて夢を追い掛けてほしい」と述べた。

 式の後、上級生が新入生の制服の胸に校章バッジを着け、「一緒に頑張ろうね」と声を掛けた。千葉県出身の岩崎寛子さんは「制服が似合っていると言われてうれしかった」と笑顔で話し、「世界に一つしかない宝塚のよさを海外にも伝えたい」と夢を語った。

 14都道府県と米国から集まった15~18歳の新入生は、入学後2年間、バレエや日本舞踊、声楽のレッスンを受け、歌劇団への入団を目指す。

 宝塚音楽学校は1913年に劇団「宝塚唱歌隊」として発足し、今年7月に開校100年を迎える。歌劇団はアジアのファン取り込みを目指し、今月6~14日に初めての台湾公演を実施した。