宝塚歌劇団は17日、宙組の男役スター悠未ひろら4人が、今年12月23日付で退団することを発表した。

 悠未は、来年100周年を迎える劇団史上、最長身の179センチの体格を生かし、活躍してきた。兵庫・宝塚大劇場で9月27日に開幕(11月4日まで)する大作「風と共に去りぬ」(東京宝塚劇場は11月22日~12月23日)で、役代わりで演じるアシュレなどが劇団最後の役になる。

 悠未は97年入団の83期生。同年、雪組公演「仮面のロマネスク」で初舞台を踏み、翌98年発足した宙組に配属。03年「傭兵ピエール」で新人公演初主演。今年1月には「逆転裁判3

 検事マイルズエッジワース」で、シアター・ドラマシティ(大阪市北区)で主演公演も務めた。

 宙組からは、悠未と同時に咲花莉帆、夢月せら、貴姿りょうも退団する。