シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(31)の父で音楽プロデューサーの宇多田照実氏が、娘ヒカルと、妻で歌手だった故・藤圭子さんと一緒に写った貴重なスリーショットの思い出を、自身のTwitterで14日、明かした。

 かつてツアーのパンフレットに掲載されたというこの写真を、ファンがTwitterに添付して照実氏に「いつどこで撮影されたのでしょうか?」と質問。照実氏はリツイートした上で、「香港へビデオ撮影に行ったとき、自由時間があったのでビクトリア・パークで」と説明した。

 ヒカルが1999年11月にリリースした4枚目のシングル「Addicted

 To

 You」のミュージックビデオ撮影のため訪れた香港で撮影したもので、ヒカルは当時16歳。藤さんが照実氏の胸にもたれかかり、その横で長髪でメガネをかけた姿のヒカルが、ガッツポーズで楽しげに笑っている。家族の仲むつまじい様子が写し出された1枚だ。照実氏も「すっかり童心に返ったヒカルです」と振り返った。

 家族の貴重なプライベートショットに、フォロワーからは「すてきな家族写真ですね」「みんなが笑顔ですてきです。これ宝物ですね。幸せのお裾分けしてもらえた~」「美しくてドキドキさせられたあのPVのヒッキーが、同じタイミングで撮った写真ではこんなにも女の子で驚き安心しました」と、喜ぶコメントが多数寄せられている。