アイドルグループ、私立恵比寿中学が15日、東京・北の丸公園の日本武道館で初の単独公演を開催した。この日の公演はメジャーデビューメンバー9人から、女優業に専念するため瑞季(17)杏野なつ(16)鈴木裕乃(16)が転校(脱退)する一方、小林歌穂(13)中山莉子(13)が転入(加入)し、ともに新しい道へ出発することから「合同出発式

 ~今、君がここにいる~」と題された。

 21曲目のインディーズデビュー曲「えびぞりダイアモンド!!」までは、メジャーデビューメンバーの9人がステージでパフォーマンスを披露。20曲目の「約束」の後、転校する3人に残留する6人が未発表の新曲「Dear

 Dear

 Dear」を、ぶっつけ本番&サプライズで歌い、新たな門出を祝福した。

 そして、通算23曲目となるアンコール1曲目「Go!

 Go!

 Here

 We

 Go!

 ロック・リー」のタイミングで、新メンバーの小林と中山が、忍者姿で登場し、最初で最後となる11人でのパフォーマンスが実現。2人は校舎のセットの上で歌い、踊った。続く「Lon

 de

 Don」では、レンコンと天丼の着ぐるみを着て、この日集まった1万人のファンを沸かせた。

 転校する瑞季、杏野、鈴木は「本当に、本当にありがとうございました」とステージ3方向からあいさつした。そして瑞季が「じゃ、私たちは先に行くね」と言うと、残り8人の元に駆け寄り、ダッシュでハイタッチして駆け抜けた。そして、壇上に設えられた桜の木の下のトンネルに消えていった。

 ステージ上で3人を見送った真山りか(17)が「今、ここにいる8人でもっと、もっといいグループにしたい」と言って泣き崩れると、すかさず広田あいか(15)が支えた。するとスクリーンに、8月2日に山中湖シアター「ひびき」で「エビ中

 夏のファミリー遠足

 略してファミえん」を開催すると突然、映し出された。8人の新生エビ中メンバーは歓声を上げて喜んだ。

 そして星名美怜(16)が「新生エビ中、よろしくお願いします。8人のエビ中のために、3本締めをお願いします」と言い「エー、オー!!」と掛け声をかけて締めた。