兵庫・尼崎のゆるキャラ、ちっちゃいおっさんが、プロデュース会社の元スタッフと裁判沙汰になっていることが1日、明らかになった。この日発売の東京スポーツが報じている。

 報道によると、ちっちゃいおっさんをプロデュースする会社の元スタッフの男性が、パワハラや不当解雇をされたとして、ちっちゃいおっさんを相手取り、損害賠償請求を起こす予定だという。男性は、日ごろからちっちゃいおっさんにパワハラを受け、今年1月に不当解雇されたと主張。ちっちゃいおっさんがスタッフに暴力をふるったり、元スタッフの女性の足を触るなどのセクハラをしていたと暴露したという。

 ちっちゃいおっさんのプロデュース会社関係者はこの日、日刊スポーツの取材に応じ、「男性の主張は全てまるっきりウソです。殴る蹴るなんてしたこともないし、女性スタッフへのセクハラも一切ない。関西のノリで、じゃれ合ったり、軽くどつき合ったりしていたのを見て、私たちを困らせるためにそう話しているんでしょう」と完全否定。男性の仕事ぶりについて、「昨年9月に入社しましたが、遅刻や悪態など素行不良がひどく、経歴詐称もしていた。まったく改善しなかったため、今年の1月に解雇せざるを得ませんでした。約10年会社をやってますけど、初めての解雇ですよ」と説明した。

 現在、訴状はまだ届いていないというが、訴えられた場合、プロデュース会社側は名誉毀損(きそん)で提訴することも考えているという。関係者は「最終的には弁護士さんに判断を任せますが、こういう記事が出たからには、名誉毀損(きそん)で訴えざるを得ない状況です。会社やスタッフに対してならまだしも、キャラクターを相手取るのは許せない。応援してくださるファンの方々もいらっしゃるので」と話している。