6月に第2子男児を出産した山本モナ(38)27日、子育ての尽きない悩みへの不安を明かしつつ、長男の入院騒動で母親として成長できたことをブログにつづった。

 このところ家族が相次いで体調を崩してんてこ舞いだったという山本。16日には2歳の長女が突然の39.6度の発熱で病院へ連れて行くと、現在流行中のヘルパンギーナと手足口病も併発していたという。長男にうつらないように離していたが、先に山本自身が発熱してしまい、そのまま連鎖して長男も発熱。祝日だったため救急で受診すると、そのまま入院することになったという。

 23日のブログでは、長男も快方に向かい間もなく退院できるだろうと安心してした山本。しかし同時に、今回の救急搬送で受け入れ先が見つからず長時間たらい回しにされたことを受け、「もっともっと緊急性の高い状態だった場合、致命的な状況になりうると思うのです」と医療を取り巻く現状への不安を吐露。「小さな命を守るためにも、安心して子育てするためにも、なんとかならないものか。私は医療に関して素人だけど、何か出来ることはないのかなと、色々と考えさせられる入院になりました」と問題意識をつづっていた。

 27日には晴れて長男が退院したことを報告した山本は、第2子出産後初めての騒動に、「子育ては、ほんと悩みがつきないね。正解もないし。ほんとにこれでいいのかと、不安がよぎることもしばしば」と弱気をみせつつも、「そこは母として、自信と威厳を持って、進んでいかないとね。負けてられません。今回の入院で、何かひとつ強くなれた気がします」と、気丈な母親の一面をのぞかせた。