女優吉高由里子(26)が、大みそかの第65回NHK紅白歌合戦(午後7時15分スタート)の司会に決定し、10日、東京・渋谷の同局で行われた会見に、白組司会の嵐とともに出席した。

 初の司会となる吉高は、テレビ番組の司会も初挑戦となる。今年でデビュー10周年を迎え「特別な年でもあり、NHKさん側から朝ドラのヒロインとして大きな冒険をしてくれた年から始まって、年末にかけてももう1回冒険してくれたその勇気に私は挑戦していきたい」と話すと、嵐の松本潤(31)から「勇気なんですか?」と突っ込まれ、「危なっかしくありません?

 どの司会もやったことないので、危なっかしいなという声が多いと思うので、そう思う方は年末はチャンネルを…」と話し、すかさず櫻井翔(32)が「変えないでください!」とすかさずフォローを入れる場面もあった。

 司会については、最近聞いたといい「とんでもないことだと思います。よくも本当に選んだなと。NHKさんの見方が変わりました。でも決まったときは2倍も3倍もうれしかった」。また昨年の紅白歌合戦では、司会の綾瀬はるか(29)が歌唱する演出もあったが、本番での歌への意欲を問われ「私はアミューズで歌もやる会社に所属しています。(デビュー)10年で歌を出してないことを察していただければ。おあとがよろしいようで」と笑わせた。

 吉高は、先月終了した連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインを務め、初回から最終回までの期間平均視聴率が関東地区で22・6%(ビデオリサーチ調べ)と、過去10年の作品では最高を記録していた。