ABCテレビ(大阪市)は、今月21日から、20年東京五輪へ向けたスポーツ情報番組「東京タイマー2020」をスタートする。

 番組は、東京五輪を目指す関西のアスリートの素顔を、バレーボール元日本代表の高橋みゆき(36)、プロフィギュアスケーター織田信成(27)、元体操選手の田中理恵(27)の3人が紹介する。

 初回は21日深夜1時19分から「東京タイマー2020

 飛込

 板橋美波」、2回目は28日深夜1時19分から「東京タイマー2020

 卓球

 木原美悠」を放送。今後は不定期で20年東京五輪まで続けるという。

 初回は織田が、女子高飛び込みで、女子では世界初という大技「109C」の前宙返り4回転半抱え型に挑戦している板橋選手を取材。板橋選手は、織田から「失敗した時はすぐに忘れること。ここから新しい演技だと思ってやればいい」との助言を受けた。

 28日の2回目放送では、田中が女子卓球の“スーパー小学生”、木原選手を取材した。

 織田は「同じ元アスリートとして、練習ってやっぱり地味でつらいけど、やっぱり大舞台で決まったら大きな喜びが待っている。そういう空気を感じ、伝えられる素晴らしい番組です」。

 田中は「オリンピックを目指す小学生がいて、表情がすごくキラキラしている。テレビを見て、もしかして、違う小学生の子どもたちが私もオリンピックを真剣に目指そうと思ってくれたらうれしい」と、期待をこめた。

 また、座右の銘を問われた高橋は「心。心を鍛え、強くするためにつけてもらったニックネームが『シン(心)』で、勝負事は最後は自分に勝てるかという『心』が大事だから」と、話していた。