宮藤官九郎(43)が脚本を担当した映画「謝罪の王様」(水田伸生監督)が28日に公開初日を迎え、都内で行われた舞台あいさつに阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊らが出席した。

 この日はちょうど、宮藤が手掛けたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の最終回の放送があった。宮藤は「ここにいるということは、あまり見ていないのかな」と話したものの、「おかげさまで『半沢直樹』も終わったし」と話題をすぐに変え、多くを語らなかった。

 「半沢直樹」では、香川照之が最終回で苦渋の土下座をした場面があった。宮藤は「香川さんに比べ、阿部さんの土下座の早いこと。早い土下座ならNO・1」と笑わせた。

 作品は、謝罪を仕事とする主人公がそのテクニックを駆使してさまざまな問題を解決していく姿を描いた。阿部は「キャンペーンでずっと謝罪ばかりしたので今日はしません。今日は感謝します」と話した。他に、岡田将生、荒川良々も参加した。