俳優野村周平(20)主演映画「クジラのいた夏」(5月3日公開)の試写会が25日、大阪・御堂会館で行われ、野村をはじめ、共演の浜尾京介(22)松島庄汰(23)松岡卓弥(24)と吉田康弘監督(34)が舞台あいさつに立った。

 映画は、地方都市から何となく上京しようとする青年と、それを応援する仲間の青春ストーリー。野村は「江ノ島プリズム」に続く吉田作品出演となった。

 海で遊ぶシーンでは周りが水着なのに、野村だけフンドシ姿だった。吉田監督は「やっぱり地元感を出さないとね」と演出意図?

 を説明したが、野村は「わけわかんないですよ!

 しかもフンドシの種類がいっぱいあって『どれにしようか…。やっぱり使い込んだ感じが…』って赤フン選んで。こんなことで悩みたくなかった!」と自虐的なトークを展開した。

 壇上に立った5人のうち、最も天然系は松岡だが、他の4人は関西出身。ボケ、ツッコミを全員がこなす、ゆる~く、明るいトークに、集まった女性ファンからはデレ~と満足そうな笑いが絶えなかった。