元プロレスラーでタレント高田延彦(52)が30日、日本語吹き替えを務める映画「サボタージュ」(11月7日公開)の公開アフレコに、お笑いコンビ三四郎の小宮浩信(31)と参加した。過去にも声優を務めたが、絶叫する役が多かったといい、オファー快諾の理由を問われると「最後までいる役をやりたかった。すぐ死なない役。ありがたいです」とぶっちゃけて笑わせた。

 高田は劇中で、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる麻薬捜査官のリーダーを支える役。シュワちゃんと間接的な共演となったが、今後共演したい俳優を問われると「女優がいい。(スカーレット・)ヨハンソン。チャーミングな方。決してスタンダートな美人ではないけど、その役、その役にピタリとはまる」とラブコールを送った。

 一方の小宮は、物語の序盤で殺される残念な役で、この日のアフレコも死ぬ直前とも思える場面だった。高田に「君、もうほとんど死んでるよな」と突っ込まれ、小宮は「ネタバレしていいんですか?」と挙動不審に。「一番早く死ぬ男だから、セリフが少ないと言われていたのに。結構あった。家で練習しましゅた」と、滑舌の悪さで笑わせ、高田から「それ(滑舌)、仕事に差し支えないの?」と本気で心配されていた。