第2次世界大戦で旧日本軍の捕虜になった元米軍人の体験を基に米女優アンジェリーナ・ジョリーが監督した映画「アンブロークン」が公開初日の25日、興行収入約1560万ドル(約18億8000万円)で全米首位となった。ロイター通信が26日報じた。

 陸上5000メートルで五輪にも出場したルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いた映画だが、主人公への虐待を繰り返す残忍な日本兵の姿が描かれ、日本の観客には抵抗感が強いとみられる。日本での公開は未定。

 25日の興行収入2位はディズニーのミュージカル映画「イントゥ・ザ・ウッズ」で約1510万ドル。