深夜ドラマからスタートして5年、「深夜食堂」が映画化され、13日、都内で完成披露試写会が行われた。

 マスター役の小林薫(63)を始め、11人のメーンキャストが勢ぞろいすると、松岡錠司監督(53)は「ここまでアングラ俳優がひな壇に並ぶのは珍しいことだと思います」。確かに常連客にはストリッパーの追っかけ中年役の不破万作(68)、ゲイバーのママにふんした綾田俊樹(64)らベテラン個性派が勢ぞろい。深夜ドラマならではの雰囲気が漂った。

 ドラマではマスターが作るシンプルでおいしそうな料理も話題になった。昨年のNHK朝のテレビ小説「ごちそうさん」で知られるフードスタイリスト飯島奈美さんの手になるもので、出演者の安藤玉恵(38)によれば「飯島さんからレシピをお借りしたんですが、全然違う味になってしまう。神の手ですね」。

 主演の小林は「この作品の魅力は常連客の皆さんと料理でしょう。私はただいるだけです」。

 映画は31日に公開される。