作家の乙武洋匡氏(50)が15日、Xを更新。障害の種類によって優劣をつける一部の意見に疑問を投げかけた。

生まれつき手足のない「先天性四肢切断」の障害のある乙武氏は、身体障害者よりも精神障害者への支援を手厚くするべきだと考える一部ユーザーのポストを引用し、「こういう『不幸比べ』や『足の引っ張りあい』って、本当に無意味どころか逆効果だと思うんですよね」と言及した。

「精神障害が大変なのも(今のところ当事者ではないけれど)理解はできるし、身体障害と比べて見えにくい障害なので周囲に理解されづらいもどかしさもわかります」と一定の理解を示した上で、「だからと言って『身障者よりも』と、そこに優劣をつけ、分断を煽っても、物事は改善されないと思うんですよ」と指摘。「身体も、精神も、知的も、それぞれ大変。ともに連携して困りごとを解決していきましょう、のほうがよくないですか?」と問いかけた。

その後、当該ポストをしたユーザーから真意説明とともに謝罪の言葉を受けると、乙武氏は「いえいて、かえって恐縮です。これまで様々な投稿や言説に触れて日頃から感じていたことの発露だったので、殊更べんぞうさんを責めるような意図はなかったのですが、そのように感じられてしまっていたら申し訳ございません」と返信。「ぜひ、“ともに”この生きづらい社会を変えるべく声を上げていきましょう!」と呼びかけた。