漫才コンビますだおかだの増田英彦(38)が、元阪神投手の仲田幸司氏(43)、安達智次郎氏(33)と1日限りの漫才トリオを結成することが29日、分かった。仲田氏と安達氏が現役時代コントロールが悪かったことからトリオ名は「ノーコンズ」。6月15日に神戸市長田区で行われる「長田下町漫才大会」にゲストとして出場する。

 増田は大の阪神ファンで、2人とは知人を通して知り合った。増田が、亡き父親の名「増田政夫」として歌手デビューするにあたり、2人が「応援団」に加わり漫才トリオを組むことになった。安達氏が「仲田さんは浜田球場で、国道2号線まで暴投した」と話せば、仲田氏は「(安達氏は)ブルペンの投球練習で、隣にいた部坂(投手)のおしりにぶつけていた」と暴露。また、安達氏は「野村監督時代、オープン戦でペタジーニにインコースに投げるつもりが真ん中に入って場外ホームランされ、監督から40分説教をされた」と振り返った。

 漫才は増田がネタを考え、仲田氏がボケ役。増田は「僕がキャッチャーになってサインを出します。多分、阪神とかかわることがない2人だからこそ言えることがあるはず。全部、暴投のサインで(現阪神捕手の)矢野さんでは捕れない暴投をしてもらいます」と過激漫才を予告した。