歌手高橋真梨子(59)がニューヨーク・フィルと初共演することが7月31日、分かった。日本を代表する女性ボーカリストと、米で最も伝統と権威のあるオーケストラとの夢の共演は今年10月31日、ニューヨークにある“音楽の殿堂”カーネギーホールで実現する。高橋にとっては、15年ぶり2度目となる同所でのステージ。前回は歌手20周年記念で、現地でミュージシャンのヘンリー広瀬氏と婚約を発表する“Wの記念”公演だった。今回もレコードデビュー35周年でソロ転向30周年というWメモリアルなステージになる。

 また、1日は、「ジョニィへの伝言」や「五番街のマリーへ」を作詞した恩師阿久悠さんの一周忌にあたる。日本テレビ系で放送の追悼ドラマ「ヒットメーカー

 阿久悠物語」(午後9時3分)で、遺作「目を見て語れ

 恋人たちよ」が、主題歌として高橋の歌声に乗って流れる。番組は田辺誠一が阿久さんを演じ、「スター誕生」の裏側や当時の秘蔵映像を盛り込みながら、その生涯を振り返る。