【ニューヨーク3日(日本時間4日)=鹿目直子通信員】大物カップルの交際騒動が再燃した。マドンナ(50)とヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(33)が、ヤンキースが公式戦を終えた9月末、夕食をともにしている姿が目撃された。米USウイークリー誌によれば、2人はマンハッタンの3番街にあるメキシコ料理のレストラン「ドス・カミノス」の店内奥の席で、食事していたという。目撃者は「2人は非常に親しそうだった」と語っている。

 マドンナは今年7月、A・ロッドの結婚5年になる妻シンシアさん(35)に、A・ロッドと不倫していたとして告発された。当時、夫で映画監督のガイ・リッチー氏(39)との離婚が取りざたされていたマドンナはA・ロッドとの関係について全面否定。それでも、シンシアさんは、離婚訴訟を起こし、9月に協議離婚が成立した。

 2人の広報はともに、食事したことは否定している。しかし、ニューヨーク・ポスト紙によると、数人の関係者が、2人の男友達と一緒に食事していたと語っている。ある関係者は「マドンナはA・ロッドが到着して1時間後、レストランの正面ドアから入って来た。自分の警備員らに出口を確認させた後、静かな隅の席に座った」と話している。マドンナは食事の間、同席していた男性たちを笑わせ、食事が終わると、それぞれ別の出口から店を去ったという。

 「親しいだけ」との見方もあるが、マドンナは昨年だけで約76億円を稼ぎ、A・ロッドは昨年ヤンキースと10年約290億円の長期契約を結んだ、けた外れの高収入カップルだけに、全米が注目している。