ロックミュージシャンで俳優のダイアモンド☆ユカイ(46)が自伝「成りさがり」(5日発売、光文社)を出版することが2月28日、分かった。伝説のロックバンド、RED

 WARRIORSのボーカルとして、日本武道館や西武球場を満員にした“成り上がり人生”はわずか3年ほど。その後は、坂を転げ落ちるように“成り下がっていった”と転落人生を赤裸々に記している。

 アーティスト活動もさることながら、特に目を引くのが仰天の女性遍歴だ。「モデル、タレント、女優など日本中の有名美女たち」とベッドを共にする夜が続いたという。目が覚めると「今、テレビに出てる女優と裸で寝ていたなんてこともしばしばあった」。

 また、女優飯島直子(41)をTUBE前田亘輝と奪い合った過去も告白。約半年ほどだったが「夜は彼女の家で過ごし、そのまま翌日は仕事場に向かう毎日だった」という。幸福の絶頂だったが、2人のデートが写真週刊誌「フライデー」に撮られると、一方的に別れを告げられたようだ。その後、飯島は前田と結婚してやがて離婚に至った。

 また、97年に結婚した三浦理恵子(35)との出会いにも触れている。三浦の純粋さにひかれて一緒になったが、歌手としての人気がどん底で「月給が10万円」。やがて01年に三くだり半を突きつけられて離婚した。この時ばかりは、ショックから自殺まで考えたという。

 最近は歌だけでなく、テレビのバラエティー番組にも進出。突拍子もない発言から「ロック界の鳥居みゆき」の異名を持つ自称“ロックの天才”の成り下がり人生が詰まった254ページだ。

 [2009年3月1日8時47分

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