酒井法子容疑者(38)が逮捕された8日夜から9日にかけ、警視庁にファンらから「なぜ逮捕するのか」などといった電話が相次いだ。事件を捜査する渋谷署は、逮捕が報道された8日午後9時ごろから電話がひっきりなしに鳴り始め、署員が対応に追われた。捜査の進展状況を尋ねる電話のほか、酒井容疑者に同情する電話もあったという。署員は「プライバシーがあり答えられない」「(所属先の)サンミュージックプロダクションに聞いてほしい」などと困惑気味に答えていた。

 警視庁広報課にも9日までに約20件の電話があった。「芸能人の薬物犯罪をもっと厳しく取り締まれ」「『しっかりして』とのりピーを励ましてほしい」といった内容だったという。

 [2009年8月10日10時8分

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