覚せい剤取締法違反の罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた酒井法子被告(38)が18日、群馬県高崎市の創造学園大学キャンパスを見学した。

 酒井被告は、元所属事務所サンミュージックの相沢正久副社長、元マネジャー、弁護士を紹介するなどサポートしてきた建設会社会長の関係者らと教室やホールを見て回り、茶室ではお茶をたててもらい、学生と話をしたという。紺色のブラウス姿で、笑みを見せるなど表情は明るかった。

 今後はインターネットを使ったeラーニングを中心に単位取得するが、相沢副社長によると、詳細な説明を聞きたいという希望で、見学することになった。高崎市内に3カ所あるキャンパスを回った酒井被告は「緑に囲まれていていい所ですね」などと話していたという。

 入学手続きをしたソーシャルワーク学部、音楽療法士の資格が取れる創造芸術学部、もう1つのキャンパスいずれもJR高崎駅から車で20分ほどの場所にある。同大学によると、入学が決まった学生はオリエンテーションで学内を見学することが多いという。

 [2009年11月19日8時59分

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