韓国俳優チャン・グンソク(23)が27日午後6時30分、東京・羽田空港着の航空機で約3カ月ぶりに公式来日した。今日28日に横浜市内で行われる初の公式写真集発売記念イベントに出席するためで、約800人の女性ファンが出迎えた。今、最も勢いに乗る韓流若手俳優を取材しようと約100人の取材陣も集まり、混乱を回避するために空港警察約40人が出動した。

 黒いサングラスに黒いジャケット。グンソクが姿を見せると、瞬時にファンは「キャ~」「こっち見て~」などの大声を上げた。それらに応え、グンソクは、投げキスを繰り返し、日本語で「日本の皆さん会いたかったです」とあいさつした。わずか約3分間。それでも、ファンは満足していた。板橋区の30代OLは「ドキドキしてます。子犬みたいでかわいらしかった」。千葉市から来た高3の3人組は韓国語の「オッパー(お兄ちゃん)」を連呼した。

 グンソクは、09年のドラマ「美男(イケメン)ですね」でブレークし、5月にリリースした日本デビューシングル「Let

 me

 cry」が海外アーティストとしては史上初めて週間オリコンランキングで初登場首位。最近ではサントリー「ソウルマッコリ」のCMにも出演し、さらに支持を広げている。

 ◆チャン・グンソク

 1987年8月4日、ソウル生まれ。5歳でモデルとしてデビュー。06年ドラマ「ファン・ジニ」で注目を集め、若手俳優として高い評価を受ける。日本での愛称はグンちゃん。182センチ、血液型A。