嵐の松本潤(28)が来年1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「ラッキーセブン」(月曜午後9時)に主演することが10日、同局から発表された。松本が同局看板ドラマ枠「月9(ゲツク)」に主演するのは、昨年7~9月に放送された「夏の恋は虹色に輝く」以来、1年半ぶりとなる。

 ドラマは東京・北品川の小さな探偵社で働く7人が衝突しながらも、チームワークで難事件を解決していく姿を描く群像劇。1話完結のオリジナル作品で、松本は新米探偵を演じる。

 テーマは仲間との絆だが、見どころの1つが本格的なアクションシーン。シリーズ構成・演出は、ヒット映画「GANTZ」でメガホンを取った佐藤信介氏が担当。同映画はCG(コンピューター・グラフィックス)を駆使したアクションシーンが話題になったが、今回のドラマではCGを使わず、俳優の体を使ったリアルなアクションを追求する。松本は12月まで上演する主演舞台「あゝ、荒野」のボクサーを演じるため、以前から体作りを行ってきた。制作側の意図に応える激しいアクションに臨む準備はすでに整っている。

 松本演じる行動的な主人公に対し、冷めた反応を見せる探偵を演じるのは瑛太(28)。松本との共演は03年TBS系「きみはペット」以来。対立する2人が激しく殴り合うシーンも用意されている。

 松本は「年齢も性別もバラバラな7人が描く、ドキドキできて、笑える、勢いのある作品になると思います」。瑛太は「個性豊かな皆さんとの作品づくりも楽しみですし、松本さんとのアクションシーンが多いようなので、呼吸を合わせていきたいです」と話している。7人の中で兄貴的存在の探偵を大泉洋(38)が演じる。