テレビ朝日系ドラマ「匿名探偵」(金曜午後11時15分、一部地域を除く)が今日7日、最終回を迎える。特番も含め同局で03年から今年1月まで放送された「特命係長・只野仁」で主演だった高橋克典(47)がハードボイルドな探偵になって帰ってきた本作は、「只野仁」を踏襲した部分と新たなストーリーが融合。深夜帯にもかかわらず、前週までの8回終了時で平均視聴率10・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、高い人気を誇っている。

 そして、最終回では高橋が、「只野仁」で見せていた激しいアクションシーンを披露する。「本格的なアクションを久しぶりにやれて、すごく楽しかったです。視聴者からも『もっとアクションを見たい』という声があったので」。

 さらに“エロ過ぎるグラビアアイドル”壇蜜(32)を再登場させ、男性視聴者のハートをつかむ。第6話では怪しい新興宗教にはまる役を演じ、お色気シーンを連発。その効果もあって、視聴率は番組最高の12・0%をマークした。今回は、高橋が三浦理恵子(39)と恒例のSMプレーをするホテルの隣の部屋で、あえぎ声を出し続ける女性を演じる。イベントでも「2泊3日で8回」などトークとポーズと表情でエロを放出するだけに、どんな演技で男性視聴者を興奮させるか注目される。なお、今回の収録は壇蜜の誕生日の今月3日に行われた。当日、高橋から花束を手渡された壇蜜は、潤んだ瞳でニコリとほほ笑み、高橋や男性スタッフにも「プチエロ」を届けていたという。

 そんな強力な助っ人を得て、高橋は「こんなドラマでも僕たちは手を抜きません。ぜひ一家だんらんで見てください。(お色気シーンでは)気まずさも確認し合ってください」と意気込んだ。最終回で最高視聴率更新の期待ができそうだ。