俳優大澄賢也(47)が女優で振付師の岡千絵(39)と来年早々に結婚することが22日、分かった。2人は舞台共演をきっかけに2010年(平22)春ごろから真剣交際していた。大澄は23歳だった89年1月に、13歳上の歌手小柳ルミ子(60)と結婚するも00年1月に離婚。高額な慰謝料(推定1億円)も仕事にまい進して支払い終えたとされ、離婚から13年での再婚となる。

 小柳との結婚、離婚問題で話題となった大澄が、ついに再婚する。来年早々、婚姻届を提出する。岡は妊娠しておらず、結婚後も仕事を続けるとみられる。

 2人は、10年2

 

 月に共演したミュージカル「CURTAINS(カーテンズ)」をきっかけに親しくなった。その数年前から知り合いだったが、食事デートなどをするうちに、同年春ごろから本格交際に発展。昨年ごろから、互いのマンションを行き来する半同居生活を送るようになった。

 大澄はダンサー出身。岡も女優、振付師として活躍中で、ダンスなど共通の話題も多く、急速に関係を深めていったようだ。岡は96年の出演舞台「ガールズタイム」で、演出家宮本亜門氏から「日本の5指に入るダンサー」と評された。抜群のスタイルと美貌、キレのあるダンスは評価が高く、そんな岡に大澄が強くひかれ、積極的にアプローチしたとみられる。

 大澄は無名バックダンサーで23歳だった89年1月、13歳年上で36歳だった小柳と電撃結婚した。当時は“格差婚”と話題になるも、結婚披露宴で「愛のセレブレーション」をともに踊り、そろってテレビ出演やステージを行い、芸能界きってのおしどり夫婦と呼ばれた。しかし、その後、一部週刊誌で大澄の夜遊びが報じられるなどし、00年1月に離婚。小柳から離婚条件として「タレントをやめてバックダンサーに徹するか、高額の慰謝料を払うか」と選択を迫られ、慰謝料1億円(推定)支払う道を選んだ。

 その後は、俳優業や、舞台の振り付けなどの仕事に打ち込み、6年程度で慰謝料を払い終えたともいわれている。大澄は09年11月、テレビ番組に出演した際、「1人で寂しい」などと話したが、その数カ月後から、岡との愛を育んでいた。今度は8歳下。今や「小柳ルミ子の前夫」の枕詞(まくらことば)も抜け、ミュージカル俳優として地位を築いてきた大澄が、新たな伴侶を得て人生をリスタートする。