滝沢秀明（３０）が５日、主演舞台「滝沢演舞城２０１３」（４月７日開幕、東京・新橋演舞場）の制作発表を都内で行った。

　同舞台は、０６年から毎年上演してきたが、新橋演舞場は歌舞伎座建て替え期間中、歌舞伎公演の本拠地になったため、日生劇場に居を移して続行。１０年から日生劇場で「滝沢歌舞伎」として上演されてきたが、４月の新・歌舞伎座開場とともに、４年ぶりに新橋演舞場で開催する。元の題名に戻して上演されることになり、滝沢は「楽しみに待っていました。場所は原点に戻りながら、進化した作品をお見せしたい」と意気込んだ。

　他の出演者は調整中だが、演出も手掛ける滝沢はこれまでにも増して、和の世界を全面的に押し出すプランを練っている。

　また、昨年から森光子さん、中村勘三郎さん、市川団十郎さんと、名優が相次いで亡くなっているが、ジャニーズ事務所社長、ジャニー喜多川氏（８１）は「若手を含めて、もっと舞台を盛り上げていかないと」と気を引き締めた。